11月5日(日)。

今朝は相撲クラブの相撲の稽古はありませんでした。

しかし、土俵入りの稽古がありました。

来週の日曜日の宮地嶽神社の土俵入りに向けて、稽古がありました。

1年に1度の大切な土俵入りです。

私はこれまで土俵入りよりも、自分も廻しをして相撲の指導に携わる方に夢中でしたので、土俵入りの細かいところまではわかっていませんでした。

まずは呼び出しと行司が出て、その後に露払い・横綱・太刀持ちの三役以外の低学年の子ども力士達が出てきて神殿の前に二列で向かい合って並び、それから三役が出てきて横綱の所作がありました。

通常は子ども力士の土俵入りと三役の土俵入りは別々で行いますが、宮地嶽神社の土俵入りだけは一緒に行う段取りです。

横綱の所作が終わって三役が礼をした時に、子ども力士達も礼をしました。

しかし、神殿の一番近くに立っている三男だけは礼をしませんでした。

私はうちの息子だけがしてないと思って、「貫佑！礼は！？」と強く言いました。

すると、他の保護者の方が子ども達に「みんなは礼せんとよ！」と言いました。

三男は「はあ？」という感じで私を見ました。

何と、最後の礼は横綱の礼であり、子ども達はじっと立っていなければならなかったのです。

三男は段取り通りにじっとしていたのに、私は偉そうに注意してしまいました。

非常に恥ずかしかったです。(笑)

今来ている保護者の中では古株で、普段は「何でも知ってますよ。」という顔をしていますので、余計に恥ずかしかったです。

物事はやはり、何でもよく見てわかっていなければなりませんね。