今日は祝日でしたが、定期試験前ですので、通常通りに授業をしました。

中1数学は方程式や方程式の利用、それから関数が試験範囲に入っている学校がほとんどです。

方程式は中学数学の計算の1つですので確実に解けるようになって欲しいですし、試験範囲に入りましたら「点取り分野」ですので、完璧に解けるようになって欲しい単元です。

しかし、意外と解けていない生徒が多いのです。

その原因はやはり、「途中式を書かない」ということが一番です。

もちろん小学生の頃から分数や小数を苦手にしている生徒は分数や小数も克服しなければなりません。

「途中式を書かない」

このことは、小学生の内に徹底して取り組む必要があります。

癖になると本人が長く苦しむことになり、中3になって志望校を落とす原因にもなります。

そこで今日も「途中式を書きなさい！」と繰り返し、「どうして途中式を書かなければならないのか？」というお話をしました。

すると、お話を理解して書き出した生徒は正解が増えました。

やはり途中式は大切ですね。

「途中式を書かない」ということは、「自分で計算ミスの原因を作っている」ということです。

さて、今日の授業の終盤でのことです。

授業の始めに途中式を全く書いていなかったある生徒が、途中式を書き始めたら○が増えたのですが、○がいくつか続いた後に油断したのでしょう。

途中式を1行省いた結果、計算ミスをしてしまいました。

そこで、どこで間違えたのかを説明して正解が出たところで、「どうして間違えたと思う？」と聞いてみましたら、「途中式を省いたからです。」と即答しました。

一歩前進です。

良かった！と思いました。

喜ばしいことですね。

数学って(解けると)やっぱり楽しいですね。