9月24日(日)くもり。

心落ち着く、静かな朝です。

遠くで小鳥が何羽か鳴いています。

今朝の西日本新聞に、小学校6年生の良い作文が載っていました。

私が、良いと思ったポイントは2点で、どちらも文法のことです。

まず、「私の夢は、先生になることです。」という文です。

よく「私の夢は、先生です。」という書き方をする小中学生がいます。

言いたいことは伝わりますが、これでは説明不足です。

次に、「大きな声で歌ったり、布をきれいにぬったりしたいです。」

という文も良かったです。

「たり」は「～たり、・・・たり」という具合に、2つ続けて使うのが正しい使い方です。

しかし、テレビや日常会話などで1つしか使っていない場面に出くわすことがあります。

「昨日は何をしていましたか？」という質問に対して、「テレビを見たりしていました。」という返答。

「テレビを見たり」と言った時点で、「次は、他に何をしたりと言うのかな？」

と思った瞬間に「していました。」で終わってしまうと、拍子抜けします。

細かいところですが、正しい文法を積み重ねることで、相手は読みやすかったり聞き取りやすかったりしますし、自分は国語力アップ・読解力アップができますので、特に小中学生のみなさんには日頃から気をつけて、力をつけて欲しいと思います。

国語力・読解力は一日にしてならず。

日常が国語の勉強ですね。