昨日はソフトバンク対楽天戦を見に行きました。

私は、パ・リーグではソフトバンクを応援していますが、ホークスファンではありません。

それは、ホークスが福岡に来るずっと前から好きなチームがあったからです。

そして、1度ファンになったら死ぬまでファンを続けるという信念を持っているからです。

と少々熱くなってしまいました。😅

ホークスファンでないからなのか、それとも元々野球を愛していたからなのかわかりませんが、ホークス戦を見に行きながらも、冷静に野球を見ている面があります。

私の目に止まったのは、楽天の1番ライトのオコエ瑠偉と、楽天先発の岸でした。

ソフトバンクの選手のプレーも良かったのですが、まずはオコエの成長ぶりに感心しました。

プロ入り1年目の昨シーズンは打率1割台で2軍行きとなりましたが、今シーズンは打率3割を超えていますし、昨日はセンターとレフトに1本ずつヒットを打ったのですが、その打球が鋭くて速かったのです。

びっくりしました。

それから、塁に出た後のリードが良かったです。

盗塁しそうな仕草で「行くぞ、行くぞ。」と見せかけて行かない。

ピッチャーが投げたら「走った！」と敵が思うようなスタートのそぶりをして止まる。

俊足のオコエがしているので、敵のバッテリー(ピッチャーとキャッチャー)にとっては相当なプレッシャーになっているはずです。

1度牽制球に引っ掛かって挟まれてアウトになったのはご愛敬ということで、とにかくその成長ぶりは素晴らしかったです。

それから岸ですね。

西武時代から良かったですが、昨日は素晴らしいピッチングを見せてくれました。

豪速球はありませんが、140キロ台のストレートと110キロ前後のカーブのコンビネーションに、ホークス打線が13の三振を取られました。

しかも、見逃しの三振が多かったです。

プロでも30キロの緩急の差は大きいということがよくわかりました。

右打者も左打者も追い込まれてから、外角低めいっぱいのストレートを見逃していました。

コントロールも良かったのですね。

打線の援護さえあれば、勝負の結果は逆になっていたことでしょう。

どちらも敵ながら天晴れでした。

これからプロ野球を見る楽しみがまた増えました。