昨日の授業後にインターネットで，松山千春の良いニュースを見ました。

そして今朝テレビをつけたら，そのことが報道されていました。

飛行機が出発時間になってもなかなか飛ばないで，乗客は1時間以上待たされてイライラしているところで，ちょうどその飛行機に乗り合わせていた松山千春が代表的な曲である「大空と大地の中で」を歌ったので，乗客は喜び，雰囲気が和んだというニュースですね。

粋なことをしますね。

松山千春の地元である北海道での出来事ですから，松山千春のことを知っている人が多かったことと思います。

すばらしいですね。

歌の力はすごいものです。

実は，私は子どもの頃，松山千春が嫌いでした。

時代はちょうど「ザ・ベスト10」全盛期の頃でした。

12週連続1位だった寺尾聰のあの名曲「ルビーの指輪」を，「長い夜」で1位から引きずり落とした悪役としてインプットされました。

しかも私はその頃はまだ「長い夜」という曲の良さを理解していませんでしたので，余計に許せなかったのです。

しかし，大人になってから「長い夜」が好きになり，他にもたくさん良い曲があることを知って，CDを買うまでになりました。

松山千春の曲をたくさん聴くうちに，松山千春は歌がうまいと感じるようになりました。

特に，You Tubeで松山千春が歌う「いちご白書をもう一度」を聴いたときは感激しました。

作曲した松任谷由美を誉めながら歌い始め，歌うと完全に自分の歌にしています。

すばらしいですね。

歌がうまい歌手といえばもう1人，玉置浩二もうまいですね。

若い時から歌唱力が凄いと思っていました。

玉置浩二が「キツイ奴ら」というドラマでいろいろな名曲をギター片手に歌ったのを見て聴いて，すばらしいと思いました。

どの曲も自分の曲にしてました。

どうやら私の，歌唱力がある歌手を選ぶ基準は，「他人の歌を自分のものにして歌える」というところにあるようですね。

よく考えますと2人とも北海道の人です。