0940-32-9250
〒811-4143 福岡県宗像市三郎丸1-1-37
受付時間 : 9:00~21:30 定休日 : 日曜・祝日(試験前でない日曜・祝日)
負けから得るものは大きい!
私は,宮地嶽相撲クラブの宇都宮先生の「子どもの心の成長には時間がかかるから待ってあげなければならない。」という考え方が好きです。
好きですし,その通りだと思います。
しっかりとやっていない子どもにガツンと言われるときは言われますが,「ここはあえて黙って見守って待とう。」とされているときがあります。
そして,決して強い子,できる子を優先せず,弱い子,できていない子をどうやったら勝たせられるか,一生懸命に考えてアドバイスされる姿が素晴らしいと思います。
そんな宇都宮先生が先日,こんなお話をされていました。
それは,「試合で勝つためには,練習で負けてもいいから自分より強い相手や上の学年の子と相撲をとったり,きつい稽古をしたりしないといけないけれど,子ども達は常に勝ちたがって負けたがらないから,練習で勝ちたいと思って,自分より強い相手と相撲をとりたがらない。これではある程度以上は強くなれない。」というようなお話でした。
全くその通りだと思いました。
大相撲の中でも強い力士達は,他の部屋に出稽古に行って,自分が勝てない相手に勝負を何度も挑んで,負けても負けてもお願いして相撲をとってもらい,テレビに出る本番でその相手に勝つと言います。
でもいつも負けるのが嫌だから自分より強い力士とは極力取り組まない力士もいるそうです。
そういう力士はなかなか強くならないということです。
強い相手に何度も何度も負けながら,相手の弱点に気付いて自分の力にしたり,周りからアドバイスをもらって自分が強くなっていく。
そんなところに喜びを見出すことができるかどうか。
そこが強くなる秘訣の1つです。
勉強に置き換えますと,「苦手科目の難しい問題はやりたがらない」というところです。
そして,「実力テストはどうせ点数が取れないから受けたくない。」と思い,「受けても難しい問題に当たるとすぐにあきらめて考えることもしない。」という状態になるというところです。
苦手科目や難しい問題を避けても高校に合格する道はありますが,高校ではそれらを使った問題やさらに難しい問題が待っていますので,高校受験で逃げても高校を卒業するまで逃げおおせるわけではありません。
逃げずに戦い,できなかった問題はできるまで教えてもらい,わかったら繰り返し練習してやり方を覚えてしまう。
やり直しのノートを作って繰り返す勉強法が支持されているのは,やはりその方法に効果があるからでしょう。
さて,今日の私は全身筋肉痛です。
昨晩よりはまだましですが,昨日の相撲の11番の取り組みの影響が残っています。
まだまだ鍛え方が足らないから筋肉痛になっているのでしょう。
昨日は私を含めて4人のお父さん達(おやじ嶽相撲クラブ)で相撲を取りました。
途中からみんなへとへとでしたが,楽しいひと時でした。
ちなみに私は1勝10敗でしたが,10敗のうち,先日ある相撲の先生から教えて頂いたやり方で勝てる態勢になりながらも,疲れて腰が高くなったところを投げられて負けた一番がありました。
最近は毎日のすり足をさぼっていましたので,早く疲れて腰が高くなって投げられたという反省と,すり足をしさえすれば次は勝てるのではないかという希望を得ました。
宇都宮先生からは,立ち合いの直後のことについてアドバイスを頂きましたので,それも次に活かすために稽古します。
こんな具合で,負けても未来に向けて光が見えたら楽しいものです。
だから,受験生のみなさん,それから小中学生のみなさん,苦手科目から逃げずに,何度も何度も挑戦しましょうね!
18/09/17
18/09/12
TOP
私は,宮地嶽相撲クラブの宇都宮先生の「子どもの心の成長には時間がかかるから待ってあげなければならない。」という考え方が好きです。
好きですし,その通りだと思います。
しっかりとやっていない子どもにガツンと言われるときは言われますが,「ここはあえて黙って見守って待とう。」とされているときがあります。
そして,決して強い子,できる子を優先せず,弱い子,できていない子をどうやったら勝たせられるか,一生懸命に考えてアドバイスされる姿が素晴らしいと思います。
そんな宇都宮先生が先日,こんなお話をされていました。
それは,「試合で勝つためには,練習で負けてもいいから自分より強い相手や上の学年の子と相撲をとったり,きつい稽古をしたりしないといけないけれど,子ども達は常に勝ちたがって負けたがらないから,練習で勝ちたいと思って,自分より強い相手と相撲をとりたがらない。これではある程度以上は強くなれない。」というようなお話でした。
全くその通りだと思いました。
大相撲の中でも強い力士達は,他の部屋に出稽古に行って,自分が勝てない相手に勝負を何度も挑んで,負けても負けてもお願いして相撲をとってもらい,テレビに出る本番でその相手に勝つと言います。
でもいつも負けるのが嫌だから自分より強い力士とは極力取り組まない力士もいるそうです。
そういう力士はなかなか強くならないということです。
強い相手に何度も何度も負けながら,相手の弱点に気付いて自分の力にしたり,周りからアドバイスをもらって自分が強くなっていく。
そんなところに喜びを見出すことができるかどうか。
そこが強くなる秘訣の1つです。
勉強に置き換えますと,「苦手科目の難しい問題はやりたがらない」というところです。
そして,「実力テストはどうせ点数が取れないから受けたくない。」と思い,「受けても難しい問題に当たるとすぐにあきらめて考えることもしない。」という状態になるというところです。
苦手科目や難しい問題を避けても高校に合格する道はありますが,高校ではそれらを使った問題やさらに難しい問題が待っていますので,高校受験で逃げても高校を卒業するまで逃げおおせるわけではありません。
逃げずに戦い,できなかった問題はできるまで教えてもらい,わかったら繰り返し練習してやり方を覚えてしまう。
やり直しのノートを作って繰り返す勉強法が支持されているのは,やはりその方法に効果があるからでしょう。
さて,今日の私は全身筋肉痛です。
昨晩よりはまだましですが,昨日の相撲の11番の取り組みの影響が残っています。
まだまだ鍛え方が足らないから筋肉痛になっているのでしょう。
昨日は私を含めて4人のお父さん達(おやじ嶽相撲クラブ)で相撲を取りました。
途中からみんなへとへとでしたが,楽しいひと時でした。
ちなみに私は1勝10敗でしたが,10敗のうち,先日ある相撲の先生から教えて頂いたやり方で勝てる態勢になりながらも,疲れて腰が高くなったところを投げられて負けた一番がありました。
最近は毎日のすり足をさぼっていましたので,早く疲れて腰が高くなって投げられたという反省と,すり足をしさえすれば次は勝てるのではないかという希望を得ました。
宇都宮先生からは,立ち合いの直後のことについてアドバイスを頂きましたので,それも次に活かすために稽古します。
こんな具合で,負けても未来に向けて光が見えたら楽しいものです。
だから,受験生のみなさん,それから小中学生のみなさん,苦手科目から逃げずに,何度も何度も挑戦しましょうね!