土日の中1と中2の試験対策授業も良い雰囲気でした。

数年前から、試験直前の土日の授業の1時間目は「ワークの時間」、2時間目は「副教科の時間」にしています。

試験の日に学校で提出するワークは、試験直前の日曜日までに仕上げておくべきだと私は考えています。

それは、試験直前の2日間は試験範囲の内容を身につけているかどうかを確認する時間と、身につけていないことを身につける為の時間にする必要があるからです。

しかし、以前は試験前日になって慌ててワークをしている生徒が結構いました。

しかも時間がないものですから、ほとんど答えを写すような感じになっていました。

試験前日にそんなことをしていて成績が上がるはずがありませんし、ワークの無駄遣いになると思いました。

ワークの内容は素晴らしいので、時間を使って解くと良い教材になります。

だから大切に使って欲しいのです。

それから、副教科の1点も5教科の1点も同じですし、時間をかけてすれば点数が取れますが、副教科の勉強をついつい後回しにしてしまう生徒が多く、試験前日になって「音楽一回も勉強してなかった❗」などと悪びれる感じもなく言う生徒が多かったので、何とか一度副教科を勉強させたいと思いました。

以上の理由で、試験直前の土日はそうするようになりました。

その土日の1時間目と2時間目は、全員黙って集中して、黙々と勉強していました。

シャープペンが紙を通して机に当たる音だけが聞こえます。

その時間の後には教室に充実感が漂っていました。

それは生徒にとっての自信と落ち着きにつながります。

自信と落ち着きは、生徒達の成長につながります。

非常に良かったです。