朝9時に、博多高校での、相撲の合同稽古が始まりました。

実のところ、今は三男の相撲より次男の野球の方が心配でしたので、何かもやもやした感じで博多高校に行ったのですが、稽古が始まって少し経つと相撲に集中出来ました。

高校生8名

中学生10名(内女子4名)

小学生30名

ぐらいでした。

高校生の相撲部員が音頭をとって準備体操や四股、摺り足と進みました。

子ども達はいつもより、特に摺り足が丁寧に出来ていました。

やはり、いつもと違う面子がいると緊張感が違いますね。

特に私の目を引いたのは、八女相撲クラブ中2の伊藤たくみ選手でした。

体格は小さめですが筋肉がついていて、終始低い姿勢で相撲をとり、自分より大きい相手にも勝ち続けました。

小学生の頃は強くなかったので、余計に目立ちました。

しかも、「居反り」を決めたのです。

取り組みから上がったタイミングを見て、話を聞きに行きました。

すると、相撲だけではなく、レスリングも習っているというではありませんか！

レスリングの戦い方が相撲に活かせるという話をしていました。

小さい体で大きい相手と互角以上に渡り合うために、レスリングもしているとは・・・。

「士別れて三日。即ち更に刮目して相待すべし。」と言いますが、まさにその通りですね。

士たるもの、別れて３日もあれば大いに成長するものである から、再び会った際には、目をこすって、迎えなければなりません。

一生懸命やっている人の成長は特に早いですね。