一番大事な科目は国語です。

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一番大事な科目は国語です。

塾通信「向上心」

2017/10/15 一番大事な科目は国語です。

前回のブログに、水曜日の小学生の授業の雰囲気がとても良かったということを書きましたが、実はその授業で、小5の男子生徒から良い質問が出ました。

 

「先生、全部の科目の中で、どの科目が一番大事ですか?」

この質問は、受け取り方によって答え方が変わると思いますが、彼が聞きたいことを察して、一番オーソドックスな受け取り方をして答えました。

 

「国語やね。

すると、

「ええー‼算数じゃないんですか?」

と来ましたので、

「うん。算数ももちろん大事やけど、国語力は全ての科目につながるけん、国語が一番大事やね。国語が良くなったら、自然と他の科目も良くなってくるよ。」

と答えたら、みんな納得していました。

 

しかし、直後に同じ生徒が別の質問をしたので私が答えたら、私の答えに相づちも打たずに他の話題を出したので、私が笑いながら、「君が質問したけん、先生が答えたとに返事もせんで他の話ばしてから!それは国語力がある人の話し方やないよ。」と言いましたら、3人ともみんな笑っていました。

 

彼は頭の回転が速くて、日頃から受けを狙ってわざと間違えたり、違うことを言ったりするおもしろい生徒なので、わざとそうしたのかも知れません。

 

しかし、まさにここですよね。

1つ1つの会話のキャッチボールを完結させる。

そして次の会話に移る。

しかも、1つ1つの会話は、相手の言葉を落ち着いて受け取ってから、相手が言いたいことを考えて、自分の言葉を考えてから答える。

これが出来ている人は、国語力がついていきます。

 

国語の点数が悪い人は、問題文の後半部分を読み飛ばしています。

「下線部②について、このときの太郎君はどう感じていましたか。次のア~エの中からあてはまらないものを選びなさい。」という問題文があったとします。

国語の点数が良い人は、「あてはまらないもの」という言葉を読み飛ばさずに、短時間で答えを出しています。

しかし、国語の点数が悪い人は、「あてはまらないもの」という言葉を読み飛ばして、勝手に「あてはまるもの」を探し続けて、「え?アもイもウもあてはまるやん!ええ?ええ??」と考えながら何回も読む内に次第に焦っていき、苦し紛れにその中からどれかを選んで❌をもらい、その上にテスト中の時間を余計に使ってしまって他の問題を解く時間を失ってしまった結果、他の問題は時間をかけずに解く事態に陥ってしまい、余計な失点を重ねてしまったという結末を招いてしまっています。

 

国語のテストは出題者との言葉のキャッチボールです。

何を聞かれているのかを正しく判断して、聞かれたことに対する答えを出す。

月並みですが、これが国語力アップ、読解力アップの基本的な方法です。

(続く)

 

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