毎年9月27日は年に1回の，福間小学校の相撲大会の日です。

小学校の近くの諏訪神社で盛大に行われます。

参加資格は福間小学校の生徒であることです。

相撲大会に参加する生徒は，学校を早く出て諏訪神社に来ます。

学校が終わると，先生や生徒達が応援にかけつけてくれます。

私も副審として参加する予定でしたので，これはという取り組みのときにはさっと手を挙げて物言いをつけようと思い，張り切っていました。

3年生の三男は，団体戦は2年連続1位でしたが，個人戦は1年生のときに3位で，2年生のときに2位だったように記憶しています。

今年は優勝を狙っていました。

ところが朝から生憎の雨でした。

7時の時点で天気予報が雨なら中止という取り決めでした。

そして無情にも雨天中止。

屋根がないので仕方がないと言えば仕方がないのですが…。

三男はその事実を知り，怒っていました。

そしてその矛先は家内へ。

「お父さんに当たったらくらされる！」と思っていると思います。

私は昨夜3時過ぎに寝ましたので，まだ眠たかったですから，しばらく黙って話を聞いていましたが，三男の八つ当たりは止まりません。

普通の会話のはずが，すべて喧嘩腰なのです。

さらに7歳上の長男にも強い口調でつっかかっていきます。

家内にもまだまだ横着な口の利き方をしています。

私はついに「貫佑ー！お母さんに八つ当たりすんな！」と少し声を大きめに言いました。

それから「お前たちの日頃の行いが悪いけん，雨が降ったっちゃろうが！！」と付け加えました。

三男はまだ怒りが収まらないようでしたが，八つ当たりは終わったようです。

あれだけ楽しみにしていたので不憫に思いましたが，八つ当たりはいけません。

しかし，三男と家内のやり取りを見ていて，これは感覚的なものなのですが，三男は「お母さんなら受け止めてくれる。」と直感的に思っているのではないかと感じました。

あくまでも感覚的なものなのですが。

私は，「包み込んでくれるお母さんのありがたさ」があるのではないかと思ったのです。

一見すると「お父さんは怖いから八つ当たりできない。お母さんはこわくないから八つ当たりできる。お母さんをなめている。」という図ですが，それだけではない何かがあるような…。

受け止めてくれる存在があるから怒りも収まるのでしょう。

甘えさせてくれる存在。

とても大きな存在。

この文章，まとまっていないようにも思いますが，とにかく朝から「母親のありがたさ」を考えさせられる1日でした。