9月10日(日)に八女郡広川町の篠原神社で、奉納相撲大会がありました。

その大会は八女の方の三大相撲大会の1つということでした。

私と家内は、長男が小6の時以来の篠原大会でしたので、懐かしさを感じながら篠原神社に入りました。

元々団体戦は小学生の高学年の試合しかありませんでしたが、今回は40回記念大会ということで、低学年の団体戦もありました。

これまで多くの大会を見ましたが、低学年の団体戦は珍しいです。

今の宮地嶽相撲クラブは全盛期に比べると非常に弱いです。

長男が小4～6の頃は団体戦も個人戦も優勝や準優勝が多く、入賞者も多かったのですが、今年は団体戦は予選落ち、個人戦は1, 2回戦負けが多いのです。

しかし、この日は違いました。

高学年の団体戦は決勝戦まで行って、ある選手は勝って思わずガッツポーズをしてしまい、負けた選手は悔し涙を流す程に気持ちが入っていました。

低学年の団体戦もBチームが決勝戦まで行って、負けた三男がいつもとは違う悔し涙を流していました。

個人戦も優勝や3位入賞者が2人ずつ出ました。

この大会は普段相撲クラブに入っていない子達が小学校でこの大会の為に練習して出てきている点や、九州大会と同じ日に実施されているので九州大会に出てきている選手が出ていない点など、他の相撲大会とは違う部分はありますが、出場している子ども達にとってそんなことは関係ありません。

やはり「勝つ」ということが自信をつけさせ、入賞することがやる気を増幅させます。

三男は個人戦の準決勝と団体戦の予選リーグと決勝戦である選手と当たり、団体戦の予選リーグでは勝ったのですが、その後の勝負どころの2試合で負けました。

体は小さいのですが、巧みな相撲をとるその選手が大きく立ちはだかったわけです。

帰りの道中も帰ってきてからも、「あの子強かった～。」と何回も何回も言っていました。

こんなに言っているのは初めてでした。

この負けが今後の大きな糧になると良いですね。

全体的に、子ども達も保護者達も盛り上がっていました。

そして子ども達は今年一番の気持ちの入り方でした。

その分、「今日1日で成長した。」と思える子が何人もいました。

充実した大会となって良かったです。