成績を上げる、学力をつけるということが私達塾の、そして各ご家庭の大きなテーマです。

テストの点数が上がらない、または下がる原因は、

①勉強がわかっていない。

②勉強はわかっているが、テストの問題文を飲み込めていない。

③勉強はわかっていて、テストの問題文を飲み込めているが、ミスが多い。

など、いくつかのパターンが考えられます。

しかし今日はもっと身近で基本的な朝ごはんのことから考えていきたいと思います。

近年、朝ごはんの大切さが注目されています。朝ごはんは学力の向上に関係がありますので、朝ごはんが大切な理由を調べてみました。

①脳を活発に働かせるため。

⇒寝ている間に消費したエネルギー(ブドウ糖)を行き渡らせて，脳を活発に働かせる。

②睡眠によって下がっている体温を上げるため。

⇒寝ている間に下がった体温を上げ，脳と体を活発に働かせる。

③朝の排便の習慣をつけるため。

⇒ある程度の食事の量と野菜の繊維質と水分を摂ることによって，体調や生活のリズムを整えるための朝の排便の習慣をつける。

ということで，朝ご飯は大切ですね。「朝は食欲がないから食べたくない。」というお話をときどき聞きます。問題は朝ではなく，前の日の夜にあります。私は健康診断で悪玉コレステロールの数値が高いと言われる年が多いです。保健士さんから「健康は食生活からですよ。夜9時以降には食事を摂らないようにしてみて下さい。」というアドバイスを頂きましたので，一時期夜9時前に夕食を摂るようにして，仕事が終わってからは我慢して寝ていました。すると，朝は空腹で目が覚めるようになりました。6時に自然と目が覚めて，清々しかったです。しかも悪玉コレステロールの数値が下がりました。空腹感で目が覚めることはきついことではありません。慣れればさらに心地良く起きられました。しかも頭もすっきりしていました。

「朝は食欲がないから食べたくない。」というみなさん，ぜひこの方法をお試し下さい。うまくいきますと，さわやかな朝を迎えた上に朝食をしっかりと食べることができ，朝から脳が働いて勉強や仕事の能率が上がります！

私は残念ながら夜9時までに夕食をすませる習慣が数か月で崩れてしまいましたが，朝6時台に起きる習慣は残っていますよ。また，夜9時前に夕食をすませる習慣を作りたいと思います。