生徒達と、「何時に寝て、何時に起きているか？」という話をよくします。

その中で気になることの1つは、「休みの日はいつもより遅くまで寝る」感覚の子ども達が多いということです。

もちろん部活等があれば早く起きなければなりませんが、そうでない日は9時や10時、歴代では13時や14時という生徒もいました。

しかし、休日に午後まで寝ていると寿命が縮まるという研究結果があります。

仮に9時であっても、いつもより遅く起きると、その日の夜の眠りが浅くなります。

また、眠くなりにくい場合もあります。

どちらの場合も次の日の朝の寝起きが悪くなります。

起きても脳がなかなか正常に働かないので、学校の午前中の授業の吸収が悪くなります。

体内時計の調子が狂った状態です。

このようにして体のリズムを崩すと、元に戻すのに1週間かかります。

大げさかも知れませんが、たった1日遅起きをしただけで、1週間も午前中の授業を台無しにしてしまうのですから、遅起きは怖いですね。

それでは、疲れている時はどうしたら良いのでしょうか？

それは、休日の朝に遅起きをするのではなくて、休日の前の日に早く寝ると良いのです。

そして、いつもの時間に起きましょう。

そうすれば、体内時計はずれません。

それでも疲れが取れない場合は、30分以内の昼寝をしましょう。

これも体内時計はずれません。

しかし、30分以上昼寝をすると、その日の夜の眠りが浅くなりますので、昼寝が長くならないように気を付けて下さい。

こんな話を生徒達によくします。