1月13日(土)の8:30~9:15の間、塾生に声をかけようと思って、センター試験が行われる福教大に行きました。

途中から雪が降ってきました。

「やはり受験には雪が似合う。」と改めて思いました。

高校入試の場合は、大きな声で「お早うございます！」と言って通る受験生が多いです。

私も大きな声で「お早うございます。」と言います。

しかし、大学入試の場合は違いますね。

制服を着ている現役生の中には友達と笑顔で話しながら入っていく受験生もいますが、私服を着ている浪人生の中には、静かな雰囲気で黙って入っていく受験生もいます。

「これまで色々な想いで1年間頑張ってきたのだろうな。」と思います。

その場合、私は黙って見送ります。

「お早うございます。」と言った受験生にだけ「お早うございます。」と返します。

しかも、受験生のトーンに合わせます。

あくまでも主役は受験生ですので、受験生のリズムを壊さないように。

高校入試より大学入試の方が、多くのものや想いを背負っている感じがしました。

「落ちたら浪人」「落ちたら就職」。

高校入試とは違った一面ですね。

こうして入試の会場に行きますと、こちらも色々と感じることがあります。

受験生がこれだけ緊張したり、思いを馳せたりして受験するのだから、私達はもっと頑張らなければなりません。

そんな気持ちになるきっかけを頂きながら、向上塾に戻りました。