受験生のみなさん、充実した受験生生活を送っていますか？

「充実した受験生生活＝勉強時間が確保できて心が安定している生活」です。

 

高校入試まで残された時間は少ないです。

やっと危機感が湧いてきた受験生も多いこの時期に、一度「受験勉強の仕方」を見直してみましょう。

 

①勉強時間を増やすために、「学校から帰ったらまずゆっくりする」ではなくて、「学校から帰ったらまず勉強する」習慣を作りましょう。

⏩最初にゆっくりするリズムを作ってしまうと、なかなか勉強が始まらなくなります。

 

②「ながら勉強」スタイルではなくて、「勉強だけする」スタイルにしましょう。

⏩音楽を聞きながら、テレビを見ながら、友達と話しながら勉強すると時間の流れが速く感じられるので、勉強がはかどったように感じられますが、これは錯覚です。

1. 勉強をしながら「覚えたり身につけたりしなければならない」のですが、「ながら勉強」スタイルは「勉強だけする」スタイルに比べると「覚えたり身につけたり」できていません。

時間が過ぎるだけで、入試日がどんどん近づいてくるだけという結果に終わります。

 

③勉強時間と勉強時間の間に食事や入浴の時間をはさみましょう。

⏩食事や入浴、犬の散歩など、勉強以外の時間は全て休憩時間も兼ねていると考えて、勉強時間と勉強時間の間にはさみましょう。

それらの時間の後にさらに休憩時間を作ると勉強時間が削られるので、勉強時間以外の時間は全て「気分転換もしている」と考えた方が良いです。

 

④1日の勉強時間は、平日5時間、学校がお休みの日は10時間を目標にしましょう。

(塾の時間や自学や宿題の時間も含めて良いです。)

⏩慣れたらできます。

高校入試は「頭が良い人」よりも「自信がついている人」の方が勝ちます。

自信はあなたを合格に導きます。

その自信は、「自分はこれだけ勉強してきた❗」「これだけ努力してきた❗」という気持ちから湧いてきます。

その自信は「落とせるもんなら落としてみろ❗」という気持ちにさせてくれて、入試日に力を存分に発揮させてくれます。

そしてその自信は、豊富な勉強量が与えてくれます。

確かに「質より量」ですが、量をこなさなければ自分にとっての質の良さは分かりませんし、量をこなして初めて、どの勉強の仕方が頭に残ったか？短時間にたくさんのことが身についたか？ということが分かってくるのです。(^o^)/

 

⑤模擬試験の自己採点とやり直しを受験勉強の中心にしましょう。

⏩受験生には時間がありません。

だから、もう一度教科書の全ての内容をノートにまとめる時間などはありません。

(まとめるだけで身につけた気になって満足して実は覚えていないという勉強の仕方は危険です。)

フクトや県模試は、テストを作るプロが毎年の入試問題を研究して作っていますので、必要なことがぎっしりと詰まっています。

しかも模範解答についている解説には大事なことや問題の解き方がまとめられていますので、短時間でポイントを押さえることができます。

特にフクトの解説には、重要事項のまとめが書いてありますので、ノートに写すならこれを写しましょう。

覚えればできる問題の答えはまず覚えて、自分では理解できない問題には付箋紙や印をつけておいて、塾の先生や学校の友達に質問しましょう。

 

⑥家庭学習は、暗記する勉強や理解できる問題の反復練習を中心にしましょう。

⏩考えることは大切で必要ですが、できない問題に頭を悩ませて時間をたくさん使えるほど時間は余っていませんので、ある程度考えてできない問題は塾の先生や学校の友達に質問しましょう。

 

⑦「目で見て、声に出して、耳で聞いて、手で書く」4つの動きで脳に刺激を与えて暗記しましょう。

⏩目で見るだけでは覚えられません。

少なくとも入試日までの数十日間記憶するためには、脳にできるだけ強い印象を与えなければなりません。

 

⑧同じことを3日連続で試しましょう。

⏩一度覚えた記憶でも、1日使わなければほとんど忘れます。

人間の脳はそうなっています。

だから覚えたことは次の日に練習して覚えているか確認、また次の日にも練習して確認です。

3日連続で学べば、なかなか忘れません。

 

⑨「急がば回れ」の精神を大切にしましょう。

⏩近道をしようとして道に迷い、かえって遅くなるよりは、回り道をしてでも急がずに確かな道を通った方が速いです。

数学の途中式を省いたり、英語の文を作ったり訳したりする時に習ったことを丁寧に確認しなかったりすると、余計にミスが増えます。

受験勉強ではその1問のミスがあなたの自信を奪い取り、入試ではその1問のミスが命取りになります。

楽して得られるものはありません。

面倒臭がらず、丁寧に取り組みましょう。(^o^)/

 

⑩朝起きて夜寝るまで、毎日同じリズムにしましょう。

⏩起きる時間や寝る時間が不規則になると、体がびっくりしてストレスが溜まります。

ストレスが溜まると疲れやすくなるので風邪をひきやすくなったり、病気になりやすくなったりします。

毎日何時間勉強したのか確認して時間を守れているかチェックすることも大切です。

 

さあ、残り少ないですが、残り少ないからこそやり方を見直す必要があります。

受験生のみなさん、頑張って下さい！