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相撲について

塾通信「向上心」

2017/08/03 相撲について

今日も1日良い天気でした。

夏ですね。

室内にずっといるのがもったいないぐらいに良い天気でしたね。

8月5日(土)の午後は,三男を初めて海水浴に連れていきます。

彼は友達を何人か誘っているので,より盛り上がりそうです。

 

さて,昨日は私の子どもの頃の相撲との出会いについて書きました。

今日は続編です。

相撲大会に出させられて相撲嫌いになった私でした。

そんな私がどうして今は相撲をしているのでしょうか?

 

私の息子達が通う[通った]福間小学校では毎年9月27日に,近所の諏訪神社で相撲大会があります。

団体戦は子ども会単位で出場し,個人戦もあります。

私は私自身が高学年になって初めて廻しをして,とても恥ずかしかったので,息子達には小さい頃から廻しを経験させてみようと思いました。

それは,小学校の相撲大会がある=いずれは廻しを巻く機会が訪れるわけですので,早い方が良いと思ったからです。

まず,長男が小学1年生のときに出場しました。

相撲大会の前に,何週間かにわたって子ども会で練習がありました。

そしてそのうちの1回か2回かは,宮地嶽相撲クラブの練習にお邪魔して,土俵の入り方や土俵内での作法や禁じ手などを教えて頂き,実際に取り組みをして,相撲を学ぶという機会がありました。

そのときに私も見に行きました。

その日,四股や摺り足をする先生と子ども達を見て,「これは野球に役立つ!」と思いました。

当時私はまだ草野球をしていましたし,昔は野球の指導者になりたいと思っていましたので,野球の指導法には目が無かったのです。

そこから相撲に興味を持ち始めました。

 

相撲大会当日,試合を見に行きました。

長男は個人戦でも団体戦でも,同じ子に負けました。

しかし,団体戦は他のメンバーが強かったので優勝することができ,金メダルをもらって大喜びでした。

長男は「たかひろ君に勝ちたいけん,相撲クラブに入りたい。」と言いました。

しかしまだ1年生でしたし,どれくらい本気なのかがわかりませんでしたので,1年間寝かせました。

そして,2年生になってもずっと「相撲クラブに入りたい。」と言っていました。

私と家内は,長男が本気であることを確信しましたので,入部することを許可しました。

ただし,稽古には自分の足で行くことを条件として,特別な理由がない限り,送り迎えはしませんでした。

それから,長男に自分で宇都宮先生に,「相撲クラブに入りたいので,入らせて下さい。」と言いなさいと伝えました。

そして入部を許可されて入部しました。

長男が入部してから,私もできるだけ相撲クラブに行きました。

他のお父さん達も来ていました。

すると先生が,「お父さん達も胸を出してやって下さい。」と仰いました。

お父さん達も参加すれば,子ども達も頑張るということでした。

 

当時の宮地嶽相撲クラブは黄金時代でした。

部員は30名近くまで増えました。

10人以上のお父さん達がマイ廻しを買いました。

そして子ども達が稽古をしている間は先生から習ったことを子ども達に教え,ぶつかり稽古の相手をして,子ども達の稽古が終わったらお父さん達で相撲をとるという流れができました。

それから,住吉神社の大会と太宰府天満宮の大会にみんなで出るようになりました。

 

私はお父さん達の中では体が小さい方で,負けがほとんどですが,負けても新しいテーマ(戦い方)の習得に向かって頑張る楽しさを感じながら取り組んでいます。

そして,野球のトレーニングよりも短時間でくたびれ上がるほどのトレーニングができる相撲はすごいと思います。

四股や摺り足を続けると,歩くのが楽になりますし,腰痛にも良いのです。

老後に向けて,体を鍛えなければならないとも考えています。

そのために,相撲は最適なトレーニングだと思います。

中国で多くの人たちが早朝から一緒に太極拳をしている映像を見て,日本で多くの人たちが早朝から一緒に四股を踏んでいてもおかしくないのではないかとも思いました。

 

そう考えますと,相撲とはこれからもずっと付き合っていきたいものです。

小学生のときに相撲嫌いになった私ですが,偶然にもその良さに気づきました。

 

私自身が弱かった,そして今も弱いからかも知れませんが,勝てていない子ばかりに声をかけてしまいます。

 

 

 

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