本日実施しました，前期実力テストの国語と数学の採点が終わりました。

みんな頑張って解いた跡が見られました。

前までは手も足も出ず，大問1問丸ごと真っ白という状態だったのが，同じ0点だけど頑張って書き込んで解いていたという答案用紙もありました。

先生は，点数だけではなく，そういうところも見ています。

君たちも，自分のそういうところを見て下さい。

国語はまず，漢字を頑張りましょう！

公立入試で考えますと，60点満点のうち，漢字は読み4点書き4点の合計8点分です。

この割合は高いです。

偏差値60以上の高校を受験する場合は1問も落とせません。

55以上の高校でしたら，間違えても1問までです。

55未満の高校であっても，せめて2問間違えまでに抑えて欲しいです。

欲を言いましたら，全問正解でお願いしたいです。

努力で何とかなる部分は，何としても努力で力にして欲しいところですよね。

毎日の漢字テストは，「合格すればOK」ではありませんよ。

毎回満点を目指して，家で繰り返し練習して自分でテストをして，3回連続満点が取れるまで頑張って下さい。

3回連続満点が取れたら本物です。

読解問題は，必ず文章の中に答えがありますので，自分の思い込みだけで解くのはやめましょう。

「ここにこう書いてあるから，こっちが答えだろう。」といつも考えるようにしましょう。

古典の問題は，まず読めなければ解けませんので，教科書の古文を中心に，家庭学習の中で音読をしょっちゅうしましょう。

フクトや県模試などの模擬試験の過去問を読み返すのも有効です。

しかも，フクトや県模試なら，解説のところに現代語訳が書かれていますので，現代語訳でストーリーを知ってから古文を読むという手順で読むと，苦手な人でも段々わかるようになっていきます。

作文は，まず模範解答を書き写してみましょう。

それから自分がテストのときに書いた作文を音読してみましょう。

そして，自分で読んでわかりやすい文になっているかどうかを確認してみましょう。

また，問題文の条件通りに書けているかどうか，しっかりと確認しましょう。

数学は，間違えた問題は特に，解説を読みながら，やり直し用のノートに書き写しながら，理解していきましょう。

1回目はピンとこなくても，考えながら2回，3回と書き写していくうちに意味がわかってくる場合もあります。

そこは根性と努力で繰り返してみましょう。

それでもわからない場合は，塾に持ってきて，先生に聞いて下さいね。

授業中ならできたのに，テストになるとできていない。

同じような問題なのに…ということもあります。

それはまだ，自分のものになっていなかった可能性が高いですので，わかったと思って満足せずに，わかった問題でも繰り返して，何日か経っても自力で解けるかどうか，ときどき試してみることが大切です。

高校入試まで，これまでにない努力を毎日毎日積み重ねて下さい。

今日のテストで，「自分はまだまだ。」と思った受験生も多いと思います。

そう思えたらチャンスです。

力をつけるチャンスです。

家庭学習をがんばりましょう！！