0940-32-9250
〒811-4143 福岡県宗像市三郎丸1-1-37
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子どもの成長,親の成長
今日も良い天気ですね。
中体連の県大会があっている部活もあると聞きました。
今朝は三男にビンタ数発と蹴りを数発見舞いました。(笑)
理由は単純なものでした。
ラジオ体操がお休みだから助かったようなものの,朝起きるのがいつもより1時間遅く,しかもすぐに朝食をとるわけでもなく,「早く食べなさい。」と家内や私に言われてもなかなか食卓につきませんでした。
最後は「布団をたたみなさい。」と言われて,返事をしながらもたたまずにこそっとマンガを読んでいるところを家内に見つかって注意され,「ごめんなさい。」という雰囲気ではなくて,「あ,見つかってしまった。」という雰囲気で笑った声が聞こえたので,「これはいかん!」と思い,叱りに行ったという流れでした。
もちろん,私は愛情を込めてたたいたり蹴ったりしています。
決して暴力賛成派ではありません。
子ども達が小さな頃から,自分の体力限界まで一緒に力いっぱい遊んだり笑わせたりしながら過ごしました。
「決して自分の感情に任せて怒ることはせず,子ども達の為に心を鬼にして叱る」という考え方です。
3人の息子達を比べますと,三男はスルー率(するべきことをするように指示を受けて,わかっているのにしない率)が圧倒的に高いです。
だから,何回も同じ指示を受けたり,同じ注意を受けたりしています。
そんなとき,私は小さい頃に何回も聞いた,母のあの言葉を思い出します。
「口で言うてわからんとは,たたかないかん!」
今は笑い話になっていますが,母は毎日厳しかったです。(笑)
私はその母の影響を大きく受けているようです。
3人の息子達のことを考えてみて,同じ家庭で生まれ育ったのに何が違うのだろうかと思いました。
もちろん,1人1人性格が違うのは当たり前です。
しかしそれにしても,注意されても注意されても1人だけなかなか動かない。
私も子どもの頃にそういうところがありましたので,わからないではないのですが,上の2人と比べて,指示を出された後の反応が鈍いのです。
これをしないといけないと言われる。
またはこれをしないといけないと分かっている。
でも,マンガを読みたいという気持ちを我慢できずに優先させる。
考えた結果,3つの理由にたどりつきました。
まずは先日のブログに書いた通り,1番かかわってあげるべき時期に,充分にかかわってあげられなかったことです。
上の子ども達の習い事で忙しかったことが原因ですが,そのことを理由にしたところで現実は変わらず,充分にかかわってあげられなかったことは事実です。
「三つ子の魂百まで」のことわざ通りで,小さい頃の習慣や小さい頃に学んだことは一生の習慣になりますので,その時期その時期に必要なことをわかりやすく教えてあげなければなりません。
次に,厳しく叱った回数の少なさです。
振り返りますと,長男と次男に比べて,厳しく叱った回数が少ないのです。
言葉だけで叱る回数と言葉以外で叱る回数の合計回数が少ないですし,たたいたり蹴ったりして叱った回数は極端に少ないのです。
長男や次男は私が声を大きくして注意や指示をすると,すぐに動きます。
しかし,三男は動き始めが遅れます。
子どもが増えれば増えるほど親は忙しくなりますので,長男や次男に比べて叱る回数が減ったとも考えられます。
また,親も子育ての経験値が増えますので,子どもが増えれば増えるほど,「ここは叱らない方が効果的」「そんなに親が力まん方が良い」といったことを考えることができるようになりますので,叱る回数が減ったのだろうとも思います。
さらに,私も1年に1歳ずつ,確実に年を重ねていますので,叱る体力が減っていることも間違いありません。
最後に,三男は我慢強さが足りないことです。
長男や次男は幼稚園の頃から,お店に連れていってもお菓子を選ばせて買ってあげることがありませんでした。
あまり連れていっていなかったですし,連れていってもお菓子のコーナーを通らせないようにしていました。
知らなければ欲しいとは思えないわけです。
それは我が家のルールのようなもので,「お菓子は家にある」という形を作っていました。
だから,日頃からお菓子は家にあるものを食べて,それ以上に欲しがるということはありませんでした。
ところが三男は,長男や次男の習い事についていったときにみんなにかわいがってもらった上に,お菓子をしょっちゅうもらっていたのです。
そしてそういう場面で,「欲しがったらさらにもらえる。」ということを経験した結果,「我慢する」という経験が乏しくなってしまったようなのです。
気付いたら何か食べている。
そんなことがよくありました。
未然に防ぐことは困難でした。(笑)
他にも理由はあるかも知れませんが,主な理由は以上です。
子育ては,そのときそのときに子どもにとって必要なことをタイムリーに伝えて学ばせなければなりませんが,理想通りにいくとは限りません。
親だって人としては長く生きてきていますので,経験をたくさん積んでいますが,誰しも親になるのは初めてなのです。
一生懸命に子育てをしている中で,反省することは多いものです。
大人の都合や兄や姉の都合で,下の子ども達が(ちょっと大げさですが,)不利益を被っていることは多いものです。
そしてタイムリーに伝えられなかったこと,学ばせられなかったこと,体得できなかったことをできるようにするためには,そのときそのときの3倍以上の時間と労力が必要になります。
私は足りなかったものを何とかこれから頑張って,補っていく所存です。
息子達に,過保護でも過干渉でもなく,うまく見守りながらなるだけ多く関わっていけるように努めます。
そうすることで,親である自分自身ももっと成長できるのではないかと思います。
向上塾
〒811-4143 福岡県宗像市三郎丸1-1-37 電話番号 : 0940-32-9250 ※繋がらない場合は携帯へ090-8297-7003
18/09/17
18/09/12
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今日も良い天気ですね。
中体連の県大会があっている部活もあると聞きました。
今朝は三男にビンタ数発と蹴りを数発見舞いました。(笑)
理由は単純なものでした。
ラジオ体操がお休みだから助かったようなものの,朝起きるのがいつもより1時間遅く,しかもすぐに朝食をとるわけでもなく,「早く食べなさい。」と家内や私に言われてもなかなか食卓につきませんでした。
最後は「布団をたたみなさい。」と言われて,返事をしながらもたたまずにこそっとマンガを読んでいるところを家内に見つかって注意され,「ごめんなさい。」という雰囲気ではなくて,「あ,見つかってしまった。」という雰囲気で笑った声が聞こえたので,「これはいかん!」と思い,叱りに行ったという流れでした。
もちろん,私は愛情を込めてたたいたり蹴ったりしています。
決して暴力賛成派ではありません。
子ども達が小さな頃から,自分の体力限界まで一緒に力いっぱい遊んだり笑わせたりしながら過ごしました。
「決して自分の感情に任せて怒ることはせず,子ども達の為に心を鬼にして叱る」という考え方です。
3人の息子達を比べますと,三男はスルー率(するべきことをするように指示を受けて,わかっているのにしない率)が圧倒的に高いです。
だから,何回も同じ指示を受けたり,同じ注意を受けたりしています。
そんなとき,私は小さい頃に何回も聞いた,母のあの言葉を思い出します。
「口で言うてわからんとは,たたかないかん!」
今は笑い話になっていますが,母は毎日厳しかったです。(笑)
私はその母の影響を大きく受けているようです。
3人の息子達のことを考えてみて,同じ家庭で生まれ育ったのに何が違うのだろうかと思いました。
もちろん,1人1人性格が違うのは当たり前です。
しかしそれにしても,注意されても注意されても1人だけなかなか動かない。
私も子どもの頃にそういうところがありましたので,わからないではないのですが,上の2人と比べて,指示を出された後の反応が鈍いのです。
これをしないといけないと言われる。
またはこれをしないといけないと分かっている。
でも,マンガを読みたいという気持ちを我慢できずに優先させる。
考えた結果,3つの理由にたどりつきました。
まずは先日のブログに書いた通り,1番かかわってあげるべき時期に,充分にかかわってあげられなかったことです。
上の子ども達の習い事で忙しかったことが原因ですが,そのことを理由にしたところで現実は変わらず,充分にかかわってあげられなかったことは事実です。
「三つ子の魂百まで」のことわざ通りで,小さい頃の習慣や小さい頃に学んだことは一生の習慣になりますので,その時期その時期に必要なことをわかりやすく教えてあげなければなりません。
次に,厳しく叱った回数の少なさです。
振り返りますと,長男と次男に比べて,厳しく叱った回数が少ないのです。
言葉だけで叱る回数と言葉以外で叱る回数の合計回数が少ないですし,たたいたり蹴ったりして叱った回数は極端に少ないのです。
長男や次男は私が声を大きくして注意や指示をすると,すぐに動きます。
しかし,三男は動き始めが遅れます。
子どもが増えれば増えるほど親は忙しくなりますので,長男や次男に比べて叱る回数が減ったとも考えられます。
また,親も子育ての経験値が増えますので,子どもが増えれば増えるほど,「ここは叱らない方が効果的」「そんなに親が力まん方が良い」といったことを考えることができるようになりますので,叱る回数が減ったのだろうとも思います。
さらに,私も1年に1歳ずつ,確実に年を重ねていますので,叱る体力が減っていることも間違いありません。
最後に,三男は我慢強さが足りないことです。
長男や次男は幼稚園の頃から,お店に連れていってもお菓子を選ばせて買ってあげることがありませんでした。
あまり連れていっていなかったですし,連れていってもお菓子のコーナーを通らせないようにしていました。
知らなければ欲しいとは思えないわけです。
それは我が家のルールのようなもので,「お菓子は家にある」という形を作っていました。
だから,日頃からお菓子は家にあるものを食べて,それ以上に欲しがるということはありませんでした。
ところが三男は,長男や次男の習い事についていったときにみんなにかわいがってもらった上に,お菓子をしょっちゅうもらっていたのです。
そしてそういう場面で,「欲しがったらさらにもらえる。」ということを経験した結果,「我慢する」という経験が乏しくなってしまったようなのです。
気付いたら何か食べている。
そんなことがよくありました。
未然に防ぐことは困難でした。(笑)
他にも理由はあるかも知れませんが,主な理由は以上です。
子育ては,そのときそのときに子どもにとって必要なことをタイムリーに伝えて学ばせなければなりませんが,理想通りにいくとは限りません。
親だって人としては長く生きてきていますので,経験をたくさん積んでいますが,誰しも親になるのは初めてなのです。
一生懸命に子育てをしている中で,反省することは多いものです。
大人の都合や兄や姉の都合で,下の子ども達が(ちょっと大げさですが,)不利益を被っていることは多いものです。
そしてタイムリーに伝えられなかったこと,学ばせられなかったこと,体得できなかったことをできるようにするためには,そのときそのときの3倍以上の時間と労力が必要になります。
私は足りなかったものを何とかこれから頑張って,補っていく所存です。
息子達に,過保護でも過干渉でもなく,うまく見守りながらなるだけ多く関わっていけるように努めます。
そうすることで,親である自分自身ももっと成長できるのではないかと思います。
向上塾
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