辞書は強い味方です。

向上塾

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辞書は強い味方です。

塾通信「向上心」

2017/07/26 辞書は強い味方です。

昨日の高校野球福岡県大会は,春日高校が負けましたね。

しかし,強豪校相手に0対3という結果は立派だったと思いますし,ここまで勝ち進んだこと自体素晴らしいと思います。

お疲れ様でした。

ベスト4に東筑と久留米商業が残りました。

私立高校が強いこの時代に,公立高校が2校も残っているのはすごいですね。

東筑は0対3からの逆転勝ちですし,久留米商業は引き分け再試合からの勝利ということで,どちらも粘り強いという印象を受けました。

明日の準決勝はまた楽しみです。

春に続いて大濠の甲子園での活躍も見たいですし,久しぶりに新庄の母校である西短も甲子園で見たいです。

ぜいたくですね。

 

さて,今日は平成24(2012)年の向上塾の通年パンフレットの『はじめに』に掲載しました文章を改訂して掲載させて頂きたいと思います。

読んで頂けましたら幸いです。

 

『はじめに』~自分の辞書を持たせて下さい。自学ができる子に育てましょう。

 

生徒や保護者の皆様の学習塾に通う目的は様々です。その大きな目的の1つが志望校合格であることは間違いありません。私にとりまして,第1志望校合格はとても大きな目標です。全塾生が第1志望校に合格できれば,それに越したことはありません。しかし,それだけで満足できるものでもありません。卒塾生のみなさんがいつまでも幸せでいられることが何よりです。そのために,向上塾で高校進学以降にも役に立つ勉強の姿勢を身につけて頂きたいと考えております。

子ども達の多くは,「勉強は習うもの」であると思い込んでいます。とりわけ「学校で習うもの」であると思い込んでいます。そのためか,学校で習っていないことが塾で出てきますと,「習っていません!」「習ってない!」と少し強い口調で言うことがよくあります。私は「習っていないから何なのだろうか?」と思います。その「習ってない」という言葉の裏には,「学校で習っていないのですから,勉強しなくてよいのではありませんか?」という意味が含まれているのではないかと思われることがあります。これは大変危険なことです。それは,「学ぶ」ということは生まれた時から始まっており,本来,人間は家庭や公園やその他いろいろな場所で学んでいくことができるものだからです。また,自分自身で本を読んだり調べたりすることで学べることがとても多いからです。学校で習うことはとても大切なことばかりですので,しっかりと学ばなければなりませんが,それだけでは量が足りません。高校卒業後は,進学をしても就職をしても,自分で学ぶという姿勢が必要ですよね。そのためにも,小学生の頃から新しい知識をどんどん吸収する心を育てたいものです。

自分で学ぶ道具としましては,辞書が挙げられます。高校では英和辞典と古語辞典を使いこなせなければ授業についていけなくなります。仮に授業にはごまかしごまかしついていけても,試験の時には人何倍もの苦労が待ち構えています。ときどき卒塾生から「高校の英語が難しすぎて困っています。」という相談を受けます。「中学のときは英語が得意科目だったのに,どこでつまずいたのだろうか?」と思いながらわからないところを聞いてみますと,「辞書を引いていないために単語の意味がわかならい」という,非常に初歩的なところでつまずいていることが多いのです。持ってきている辞書を見ますと,新品のようにきれいな辞書です。そこで辞書を引くところを見ていますと,1つの単語を調べるのにも時間がかかっていますし,1つの単語には2つ以上の意味があるのに,1番最初の意味だけを見て,「訳せません。」とあきらめていることもあります。これは中学時代に辞書を使っていなかった生徒によく見られます。そして中学時代に辞書を使っていない生徒のほとんどは,小学時代から国語辞典などの辞書をあまり使っていません。英語では単語の意味や発音がわからなければ文を訳すことができませんし,国語では言葉の意味や漢字の読みがわからなければ文を読むことができませんので,「辞書を使いこなす」ということがとても大切です。ところが,小学校で辞書の使い方を1度習ってからは全く使っていないという小中学生が多いのです。これでは自分で勉強することができません。さらに,英和辞典の使い方は中学校で指導されていないケースが多いです。中学校の英語の教科書の後ろの方には辞書の役割を果たすページがありますが,それすら使わない中学生がいます。「単語はすべて学校の先生が教えてくれる」というスタンスです。これでは伸びるはずの成績も伸びません。

そこで,保護者の皆様にお願いです。まず小学生のお子様には,小学生向けの国語辞典を持たせて下さい。大人用の辞書は小学生にとっては難しい言葉が多く使われていますので使いこなせません。また,兄弟で1冊としますと,使いたい時に使えない場合がありますし,愛着が不足しますので,是非ともマイ辞書をお願い致します。また,中学生のお子様には,教科書準拠(開隆堂/サンシャイン)の辞書を持たせて下さい。新しく発行されていない年や,手に入らない場合もありますので,その場合は他の教科書会社の辞書でもよろしいです。中学生には,お父様やお母様が高校生の頃に使われた辞書を使いこなすことができません。それは,中学校では発音記号を習いませんので,発音記号しか載っていない高校生向けの辞書では,読めない単語が多いからです。中学校の教科書準拠の辞書には,発音記号と共にカタカナで発音が書かれています。単語の暗記が苦手な中学生を見ていますと,「発音がわからないから単語のスペルを丸暗記しようとしている」というケースが多くあります。これでは覚えられるはずがありません。そのうち,「自分は暗記力がない」と思い込んでしまって,他の科目の暗記にも腰が引けてしまうということになってしまいます。辞書をすらすら引けるようになれば,自分だけで勉強を進められるようになります。いつまで経っても誰かから手とり足とり教えてもらえないと勉強できないということでは,間違いなく高校で勉強についていけなくなってしまいますので,早くから手を打っておかなければなりません。自分で調べられるだけ調べ,自分でできるだけする,わからなかったら質問をする,自立した人間に育てなければなりません。

勉強面でも自立した強い子どもに育てましょう。

 

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