7月14日(金)のブログに「受験生は夏休みという言葉を使わないようにした方が良いのかも知れません。」と書きましたが，そのあと，そのことについて改めて考えてみました。

今日は集団授業の中3の1学期の最後の授業でしたので，最後の時間の，7月のフクトの成績表を返す前に，これから先のことについていろいろと話しました。

①7月は社会・理科の力がかなり足りない受験生が多いこと

②今回のフクトは国語の作文で点数を大きく落とした受験生が多かったこと

③2学期はまだまだ中3の新しくて難しい内容が出てくるのでそれらに力を注がなければならないこと

④9月から12月まで学校や塾で実力テストや中間テストや期末テストが目白押しだから，中1・中2の範囲の勉強をするためのまとまった時間が2学期にはないこと

⑤それなのに入試問題の70％が中1・中2の範囲から出題されること

最後に

⑥だから中1・中2の範囲を夏休みの40日間に勉強しまくらなくてはならない

とまとめました。

そのあとに，「『夏休み』という言葉を意識したら『休みは遊ばな損！』と思ってしまい，受験勉強したくないという気持ちが働くので，『夏休み』という言葉を意識しないようにするべきである。『夏休み』の『休み』は『学校が休み』という意味である。決して『受験勉強が休み』という意味ではない！」という話をしました。みんな真剣な面持ちで話を聞いていました。

受験生の保護者のみなさま，今年は心を鬼にして下さい。特にお父さん，心を鬼にして下さい。「お母さんが勉強させようとしているのに，お父さんが逃げ道を作ろうとするから困ります。」というお話をよく聞きます。(笑)

お家の方みなさまでスクラムを組んで，受験生が受験勉強に精進できる環境作りをお願い致します。

我々も全力を尽くして，受験生を引っ張ります！

塾での勉強だけでは勉強量が圧倒的に足りません。

塾での勉強＋家庭での勉強の合計が受験生に自信と勇気を与えます。

自分でやる勉強を家庭でできるようになって欲しいと思います。

それから，家庭学習が定着しにくい場合は，塾で自習をすることもできますので，どうぞご相談下さいませ。

すでに6月から月，水，金曜日に自習をしにきている受験生がいます。

だんだん雰囲気が変わってきました。落ち着きが出てきました。

勉強は自信を与え，自信は落ち着きを備えさせ，精神を成長させます。

勉強は子ども達の心の成長に欠かせません。

毎日の成長に欠かせません。