昨日は久しぶりに相撲をしました。

宮地嶽相撲クラブに行きましたら，同じおやじ嶽相撲クラブのメンバーが来ていたので，子ども達の稽古が終わった後に，「ちょっとしときましょうか。」ということになって，七番相撲をとりました。

私は体重70キロ。

相手は体重80キロ。

昨年から相手はかちあげ(立ち合いのとき，腕時計で時間を見るような態勢で前に出ること)で出てくるようになっていましたが，全部私は愚直に前に出て，その腕に頭をぶつける形になって，跳ね返されて，全部負けていましたので，何か月も勝つ方法を考えていました。

昨日も一番目は頭からぶつかってみました。

案の定負けました。

そこで二番目から，ずっと考えていた方法で立ち合いました。

ずばり，諸手突き(もろてづき)です。

「はっきよい！」で両手をパーにして掌(てのひら)で相手を押し返して，相手の上体が浮いたときに低い態勢になって相手の胴体を押して，寄り切りました。

長い間頭の中で考えてきたことがうまくいって，嬉しかったです。

勝敗は，2勝5敗か，3勝4敗でした。

たったの七番でお互いにくたくたになったので上がろうとしましたら，68歳の先生が「四股10回！」と大きな声で仰ったので，2人で掛け声をかけ合いながら四股を10回。

やれやれと思って土俵を出ようとしましたら，「摺り足(すりあし)！」。

2人で苦笑いをした後，土俵の周りを摺り足で進みました。

全部で4周して，へとへとになりましたので上がろうとしましたら，「屈伸！」「腰割！」。

結局フルコースでした。

アラフィフの2人はよく頑張りましたし，先生は楽しそうでした。

おかげで今日は全身筋肉痛でした。

しかし，

不思議とやらされた感じはありません。

いつもそうです。

しかし，これではいけませんね。

日頃の鍛錬が足りないということです。

短時間でくたくたになれる。

年を重ねても，力いっぱい暴れられる。

それが相撲ですね。