昨日の朝、折尾愛真高校に行きました。

3名受験した内の2名に会えました。

1名会えなかったことが残念でした。

折尾愛真は受験者数が長年安定しています。

この20年間の北九州の私立入試事情は、実に変化に富むものでした。

その中で安定感のある折尾愛真。

その秘密の1つは「変わらない良さ」です。

同じ八幡西区にある自由ヶ丘は、同じ福原学園の八幡西と九女大附属が合併して共学になると同時に関西から校長先生として招聘した井上応順先生の学校改革によって、一時期は受験生が3700名まで急激に増えました。

井上応順校長が勇退された後、しばらくは3000名をキープしていましたが、今年は2888名。

八幡東区にある九国は男子部も女子部も受験生が多かったですが、自由ヶ丘の台頭によって受験者数が激減してついには受験日が別日程である男子部と女子部の受験者数を合わせても自由ヶ丘の受験者数を下回る年が続きました。

その後、共学になってから、受験者数が4400名になりました。

しかしその九国も今年は3665名。

九国の受験者数が4400名を超えた年は700名以上の不合格者が出ましたからびっくりしました。

受験者数が急激に増えると、不合格者数も急激に増えます。

この成績なら合格できると思ったら不合格になったというケースが出てきます。

さらに入試問題が難しくなります。

だから、受験者数が急激に増える高校を受験するか否か決める時には、慎重にならざるを得ません。

折尾愛真は受験者数の変動幅が狭いのでそんなに目立たないのですが、その分安心出来ます。